ここ20年間で、時間のサイクルが随分短くなった。80年代では、新規の電話回線を開設するのに2、3ヵ月はかかったものだ。今日、店を出る前に新しい電話機が繋がっていなかったら相当不満を持つだろう。今時の何でも瞬時に実現する世界において、我々はここで今すぐに希望が叶うことを期待する。
企業にとっても何らの違いはない。対応に必要な時間は短くなり、常に変動する不安定な景気を当てにすることはできない。しかも、拡大するグローバル市場では、常にチャンスが訪れ、そして消えていく。成功は素早く反応できる者の掌中にある。
情報技術(IT)は、元々、職人が自分のペースでインフラやアプリケーションを構築、管理するような環境にあった。しかし今日では、ビジネスが変化を急き立てている。ビジネスマンは素早く反応しなければならなくなった。目の前のチャンスを逃さないために、必要とするITサポートを受けたいと望んでいる。そしてそのようなサポートをその場ですぐに受けられることを期待する。
IT担当者はもはや昔の職人のように働くことはできない。これは2つの傾向を見れば明らかである。1つは(仮想化や自動化による)データセンターのクラウド活用であり、もう1つはひたすら増え続ける外部サービスへの委託である。
ハイブリッドのデリバリ